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坂本 文徳; 大貫 敏彦; 熊田 淳*; 長谷川 孝則*
no journal, ,
東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県土の7割を占める森林が広く汚染された。住民の内部被ばくの軽減、および中山間地域の重要な産業を再生するためには、林床等に生育する特用林産物の汚染を軽減する技術開発が急務である。このため、本試験では、福島県内で年間16,423t(平成13年度)発生するきのこ廃菌床利用を目的としシイタケ,ナメコ,マイタケ廃菌床と未使用オガ粉を、放射性Csで汚染された林床の土壌表層に104日間敷設し、濃集能を評価した。全廃菌床で未使用オガ粉より高い濃集能が確認された。濃集能の順位が資材の初期腐朽度の順に高く、殺菌資材より無殺菌資材が高かったことから、濃集に腐生菌が関与していることが示唆された。放射性セシウム濃集能を確認した。